玄関ポーチのサイズで後悔?最上段の奥行き900mmが狭い理由

基礎知識

玄関ポーチの奥行き、図面では何mmになっていますか?

住宅の間取りを見ていると、玄関ポーチの奥行きが900mm程度になっていることがあります。910mmモジュールの住宅では納まりを合わせやすい寸法ですが、玄関ポーチは「人が立てれば十分」というものではありません。

<strong>たけ</strong>
たけ

はじめまして!今年で外構設計11年目のたけと申します。            現在は、自営業で関東関西の外構業者の図面サポートをしています💻            作図実績累計1000件以上✍

新築外構やリフォーム外構  狭小、大規模案件と幅広く  携わってきた経験をもとに  外構工事のアドバイスをしていきます!

この記事では、900mmの玄関ポーチがなぜ使いにくいのか、実際の出入りをイメージを解説します。

この記事を読むことで、玄関ポーチに必要な奥行きの基準と、900mmでは使いにくい理由がわかり本当に必要なサイズが認識できます。

結論、玄関ポーチ最上段は、奥行1200mm必要です。

玄関ポーチは奥行き1200mmを確保したい

最上段が1200mm(タイル4枚)

玄関ポーチの奥行きは、狭小地などの特別な事情がなければ、900mmではなく1200mmをひとつの目安として考えることをおすすめします。

900mmでも玄関ポーチをつくること自体はできますが、玄関ドアを開けて出入りするときに非常に不便に感じます。

毎日のことだからこそ、図面上では「900mmあれば十分かな」と思っていても、実際に生活を始めると使いにくさを感じる可能性があります。

そのため、これから間取りを決める人は、玄関ポーチの奥行きが何mmになっているのか、一度図面を確認してみてください。

1200mm程度を確保できるだけでも、900mmより余裕を持った玄関まわりを計画しやすくなります。

奥行900mmでは玄関の出入りがしにくい

900mmが短い理由

最上段が900mm(タイル3枚)

玄関ポーチの奥行きを900mmにすると、玄関ドアを開け閉めするときに、ポーチが玄関ドア幅より短い、長さがほぼ同じなので出入りがしにくくなります。

玄関から外へ出るときは、ドアを開けて2歩目は、一段下がっているので急いでいる時や小さな子供は転倒リスクが上がり非常に危ないです。

反対に、外から玄関へ入るときは、玄関ドアを一度入るために開けるには最上段から一度降りなければなりません。

ドアを開けるために後ろへ下がると、すぐ後ろに段差があるため、足元を気にしながら出入りすることになります。

特に毎日のように使う玄関だからこそ、この「ちょっと下がる」という動作が、思っている以上にストレスになりやすいポイントです。

図面では900mmという数字だけを見ると、そこまで狭く感じないかもしれません。

でも、実際には「人が立つ場所」だけでなく、ドアを開け閉めするために必要な動きまで考えておくことが大切です。

900mmになりやすい理由

住宅は910mmモジュールを基本に設計されることが多いため、玄関ポーチも納まりを優先して900mm前後になっているケースがあります。
でも、玄関ポーチまで910mmのグリッドに合わせる必要はありません。
毎日の出入りを考えるなら、1200mmまで確保したいところです。

実際に歩いてみると900mmの狭さがわかる

たとえば外から玄関に入るとき。

玄関ポーチの奥行き900mmがどれくらい狭いのかは、実際の出入りをイメージするとわかりやすいです。

玄関ドアを開けるために、まずドアの前で立ちます。そこからドアを手前に引いて開けるので、人間が一人は入れるところまで開けようとするとどうしても、一歩、二歩と後ろへ下がることになります。

すると、奥行900mmのポーチでは下がったところは1段下の階段になります。なぜなら、ドアの横幅より玄関ポーチ最上段の900mmは短いか同じなことが多いから。

玄関から出るとき

靴を履いて玄関ドアを開けるために、まずドアの前で立ちます。そこからドアを開けて1歩目は、玄関ポーチ最上段。2歩目の足をつこうとすると、そこは1段下のステップ。
どうでしょう?地味にきつくないですか??もちろん毎日です。

もし荷物が多い時

「ドアを開けて入るだけなのに、なんでこんなに歩きづらいんだろう?」

住み始めてから、そんな不便を感じる瞬間は、遅かれ早かれ訪れるはずです。

今の自宅でシミュレーションしてみる

一方で、奥行きを1200mm程度まで確保すれば、開ける際に少し下がってもそこは、同じ玄関ポーチ最上段なので段差はありません。

さらに余裕を持たせたいなら、最上段の奥行きを1500mm程度にする考え方もあります。

玄関ポーチは、ただ人が立てればいいわけではありません。

実際に「ドアを開けて出入りする」という動きをしてみると、900mmと1200mmでは必要な余裕が違うことがイメージしやすいはずです。

これは、家を建てなくてもできるシミュレーションです。今の住まいのドアの前後でメジャーを置いて900mmのところを玄関ポーチ最上段と仮定して歩いてみてください。

玄関ポーチは1200mm、余裕があれば1500mm

玄関ポーチの奥行きは、狭小地などでスペースに制限がある場合を除き、まず1200mmをひとつの目安にして考えてみてください。

900mmでも人の出入りはできますが、ドアの開閉や人の動きを考えると、余裕のあるサイズとは言いにくいです。

さらに、玄関まわりにゆとりを持たせたい場合は、最上段の奥行きを1500mm程度まで広げる方法もあります。

また、奥行きだけでなく間口も重要です。一般的な玄関ポーチなら、間口は1800mm程度あると、出入りのしやすさを考えやすくなります。

これから間取りを作成している人は、ぜひ一度、玄関ポーチの寸法を図面で確認してみてください。

「900mmになっているけど、本当にこのサイズで大丈夫?」

そう思ったら、1200mmまで広げられないか、一度検討してみることをおすすめします。

玄関は毎日使う場所だからこそ、図面上の数字だけで決めず、実際に人がどう動くのかまで考えてサイズを決めたいところです。

<strong>たけ</strong>
たけ

最上段は奥行も幅も余裕が必要♪

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