室内温度を下げる外構とは?オーニングやシェードで夏の暑さを軽減する方法

ノウハウ

夏になると、「エアコンをつけても部屋がなかなか涼しくならない」「電気代を少しでも抑えたい」と感じることはありませんか?実は、室内の暑さは窓から入り込む日射熱が大きな原因です。そのため、室内で対策するよりも、窓の外側で日差しを遮る外構を取り入れる方が高い遮熱効果が期待できます。

この記事では、オーニングを中心に、外付けシェードや外付けブラインド、よしず・たてす、グリーンカーテンなど、それぞれの特徴やメリット・デメリット、選び方まで分かりやすく解説します。

<strong>たけ</strong>
たけ

はじめまして!今年で外構設計11年目のたけと申します。            現在は、自営業で関東関西の外構業者の図面サポートをしています💻            作図実績累計1000件以上✍

新築外構やリフォーム外構  狭小、大規模案件と幅広く  携わってきた経験をもとに  外構工事のアドバイスをしていきます!

この記事を読むことで、自宅に合った暑さ対策が分かり、室温の上昇を抑えながら、冷房効率の向上や電気代の節約につながる外構選びができるようになります。

  1. 室内温度を下げるなら「窓の外側」で日差しを遮ることが重要
    1. 夏の室内が暑くなる原因は窓からの日射
    2. 室内ではなく屋外で遮熱する方が効果的な理由
    3. 外構でできる遮熱対策にはどんな種類がある?
  2. 室内温度を下げるおすすめ外構① オーニング
    1. オーニングとは?
    2. オーニングで冷房効率が向上する理由
    3. オーニングのメリット・デメリット
  3. 室内温度を下げるおすすめ外構② 外付けシェード(スタイルシェード)
    1. 外付けシェードとは?
    2. スタイルシェードの遮熱効果
    3. オーニングとの違い
  4. 室内温度を下げるおすすめ外構③ よしず・たてす
    1. 手軽に設置できる昔ながらの暑さ対策
    2. メリット・デメリット
  5. 室内温度を下げるおすすめ外構④ グリーンカーテン
    1. 植物の蒸散作用で体感温度を下げる
    2. メリット・デメリット
  6. 室内温度を下げるおすすめ外構⑤ 外付けブラインド
    1. 外付けブラインドとは?
    2. 外付けブラインドならではのメリット
  7. 室内温度を下げる外構を選ぶポイント
    1. 日差しが強い方角を優先する
    2. 使用頻度や予算で選ぶ
    3. メンテナンス性も確認する
  8. 室内温度を下げる外構に関するよくある質問
    1. H3 一番効果が高い外構は?
    2. H3 オーニングとシェードはどちらがおすすめ?
    3. H3 後付けでも設置できる?
  9. まとめ
    1. まとめ|室内温度を下げるなら外構による日射対策がおすすめ

室内温度を下げるなら「窓の外側」で日差しを遮ることが重要

夏の室内が暑くなる原因は窓からの日射

夏に室内が暑くなる大きな原因は、窓から侵入する日射熱です。屋根や外壁も熱の影響を受けますが、特にガラス窓は太陽の熱を室内へ取り込みやすく、室温上昇の要因になります。そのため、室内でカーテンを閉めるだけでは、窓を通過した熱が室内にこもりやすく、十分な暑さ対策とはいえません。快適な室内環境を維持するには、熱が室内へ入る前に、窓の外側で日差しを遮ることが重要です。この考え方は、日本オーニング協会やLIXILでも推奨されている暑さ対策の基本となっています。

室内ではなく屋外で遮熱する方が効果的な理由

室内のカーテンやブラインドはまぶしさを軽減できますが、窓を通過した日射熱はすでに室内へ入り込んでいるため、室温の上昇を完全に防ぐことはできません。一方、オーニングや外付けシェードなどは、窓の外側で日差しを遮ることで、熱が室内へ侵入する前にカットできます。そのため、冷房効率の向上やエアコンの消費電力の抑制が期待できます。夏の暑さ対策では、室内で遮るよりも屋外で遮熱する方法が効果的とされています。

外構でできる遮熱対策にはどんな種類がある?

外構でできる遮熱対策には、オーニングや外付けシェードをはじめ、よしず・たてす、グリーンカーテンなどがあります。いずれも窓の外側で日差しを遮ることで、室内へ侵入する日射熱を抑えることが目的です。特にオーニングや外付けシェードは、必要なときだけ展開・収納できる製品も多く、使い勝手に優れています。一方で、設置費用やメンテナンス性、デザイン性は製品ごとに異なるため、住宅の環境やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

室内温度を下げるおすすめ外構① オーニング

オーニングとは?

オーニングとは、建物の外壁や窓の上部に設置する可動式の日よけです。必要に応じて生地を広げたり収納したりできるため、夏は強い日差しを遮り、冬は収納して暖かな日差しを室内へ取り込めます。窓の外側で日射を遮ることで、室内へ熱が入り込む前に抑えられるのが大きな特徴です。また、室温の上昇を抑えるだけでなく、冷房効率の向上や電気代の節約、紫外線対策にも役立つことから、住宅や店舗など幅広い建物で採用されています。

オーニングで冷房効率が向上する理由

オーニングは、窓の外側で太陽の熱を遮ることで、室内へ流入する日射熱を大幅に抑えられます。日射熱が減ると室温の上昇が緩やかになるため、エアコンは設定温度を維持しやすくなり、無駄な運転時間を減らせます。その結果、冷房効率が向上し、電気代の節約にもつながります。日本オーニング協会やLIXILでも、外側で日差しを遮る方法は、室内のカーテンやブラインドより効果的な遮熱対策として紹介されており、省エネ対策としても注目されています。

オーニングのメリット・デメリット

オーニングの最大のメリットは、窓の外側で日差しを遮ることで室温の上昇を抑え、冷房効率の向上や電気代の節約につながる点です。また、紫外線対策や家具・床の日焼け防止、テラスに快適な日陰をつくれることも魅力です。一方で、設置には初期費用がかかるほか、強風時は生地を収納する必要があります。長く快適に使用するためには、設置場所や風の影響を考慮し、住宅環境に合った製品を選ぶことが大切です。

なお、建物の外壁に固定して設置する場合は、施工方法によってハウスメーカーの保証へ影響する可能性があるため、事前に確認しておくと安心です。近年は、外壁に穴を開けずに設置できる商品や施工方法もあるため、住宅の状況に合わせて選ぶことをおすすめします。

室内温度を下げるおすすめ外構② 外付けシェード(スタイルシェード)

外付けシェードとは?

外付けシェードとは、窓の外側に設置して日差しを遮るロールスクリーンタイプの日よけです。必要なときだけ生地を引き下ろして使用し、使わないときは収納できるため、住宅の外観をすっきり保ちやすい特徴があります。窓の外側で日射熱を遮ることで、室内への熱の侵入を抑え、室温の上昇や冷房負荷の軽減が期待できます。後付けできる製品も多く、戸建て住宅のほか、ベランダやテラスなどさまざまな場所で採用されています。

スタイルシェードの遮熱効果

スタイルシェードは、窓の外側で日差しを遮ることで、室内への日射熱の侵入を抑える外付けシェードです。LIXILの実証データでは、太陽の熱を約83%カットし、室温の上昇を抑える効果が確認されています。また、熊谷市で行われた実証実験では、シェードを設置した住宅でエアコンの消費電力が約31%削減されるなど、省エネ効果も報告されています。夏の暑さ対策と冷房効率の向上を両立したい方におすすめの遮熱アイテムです。

オーニングとの違い

オーニングと外付けシェードは、どちらも窓の外側で日差しを遮る点は共通していますが、用途や形状が異なります。オーニングは生地を水平に張り出すため、窓だけでなくテラスやウッドデッキにも日陰をつくれるのが特徴です。一方、外付けシェードは窓に沿って垂直または斜め方向に生地を張るため、窓から侵入する日射熱を効率よく抑えることを目的としています。なお、テラス空間にも日陰をつくりたい場合は、テラスやシェードの面積を広げて設置する必要があります。また、シェードを固定するためのフックリングやアイプレートなどの部材が必要になる場合があります。

室内温度を下げるおすすめ外構③ よしず・たてす

手軽に設置できる昔ながらの暑さ対策

よしずやたてすは、昔から使われている屋外用の日よけで、手軽に設置できる暑さ対策として現在も利用されています。窓の外側に立て掛けることで直射日光を遮り、室内への日射熱の侵入を抑える効果が期待できます。また、風を通しながら日陰をつくれるため、自然の風を取り入れたい方にも適しています。比較的安価で導入しやすく、工事が不要な点も魅力ですが、強風時は倒れたり飛ばされたりしないよう、適切な固定や収納が必要です。

メリット・デメリット

よしずやたてすのメリットは、比較的安価で購入でき、工事不要で設置できることです。必要な時期だけ使用し、不要になれば簡単に片付けられるため、初めて暑さ対策を行う方にも適しています。一方で、オーニングや外付けシェードに比べると耐久性は低く、強風時には転倒や飛散を防ぐために収納や固定が必要です。また、見た目や使い勝手は製品によって差があるため、設置場所や使用環境に合わせて選ぶことが大切です。

室内温度を下げるおすすめ外構④ グリーンカーテン

植物の蒸散作用で体感温度を下げる

グリーンカーテンは、ゴーヤやアサガオなどのつる性植物を窓の外に育てて日陰をつくる暑さ対策です。葉が直射日光を遮るだけでなく、植物が水分を放出する「蒸散作用」によって周囲の熱を奪い、体感温度の上昇を抑える効果が期待できます。また、風を通しながら日陰をつくれるため、自然の涼しさを感じやすい点も魅力です。ただし、水やりや剪定などの管理が必要になるため、手間も考慮して取り入れることが大切です。

メリット・デメリット

グリーンカーテンのメリットは、日差しを遮るだけでなく、植物の蒸散作用によって周囲の熱を逃がし、自然な涼しさを感じやすいことです。また、見た目にも涼しげで、ゴーヤなど食べられる植物を育てれば収穫も楽しめます。一方で、水やりや肥料、剪定など日常的な管理が必要なほか、虫が発生しやすい点には注意が必要です。毎年植え替えが必要な植物もあるため、手間を楽しめる方に向いている暑さ対策といえます。

室内温度を下げるおすすめ外構⑤ 外付けブラインド

外付けブラインドとは?

外付けブラインドとは、窓の外側に設置する可動式のブラインドで、羽根(スラット)の角度を調整しながら日差しや視線をコントロールできる遮熱アイテムです。窓の外側で日射熱を遮るため、室内へ熱が入り込む前に抑えられ、冷房効率の向上が期待できます。また、羽根の角度を調整すれば、直射日光を遮りながら風や自然光を取り入れることも可能です。遮熱性能と快適性を両立したい方に適した外構・窓まわりの暑さ対策といえます。

外付けブラインドならではのメリット

外付けブラインド最大のメリットは、スラット(羽根)の角度を細かく調整できることです。直射日光は遮りながら、必要な自然光や風を室内へ取り込めるため、明るさや通風性を確保しながら快適な室内環境を維持できます。また、時間帯や季節に合わせて日差しの量を調整できるため、遮熱性と快適性を両立しやすい点も特徴です。オーニングや外付けシェードにはない、細かなコントロール性が外付けブラインドならではの魅力といえます。

室内温度を下げる外構を選ぶポイント

日差しが強い方角を優先する

暑さ対策を目的に外構を取り入れる場合は、日差しが強く当たる窓から優先して対策することが重要です。特に、西日が差し込む西向きの窓は午後から夕方にかけて強い日射を受けやすく、室温が大きく上昇する原因になります。南向きの窓も日射量が多いため、オーニングや外付けシェード、外付けブラインドなどを設置することで、高い遮熱効果が期待できます。設置場所を適切に選ぶことで、より効率的に室内の暑さを軽減できます。

使用頻度や予算で選ぶ

暑さ対策に適した外構は、それぞれ特徴や価格帯が異なるため、使用頻度や予算に合わせて選ぶことが大切です。オーニングや外付けシェード、外付けブラインドは初期費用や工事費がかかるものの、長期間使用したい方や快適性を重視する方に適しています。一方、よしずやたてす、グリーンカーテンは比較的低コストで始められる反面、毎年の設置や管理が必要です。

メンテナンス性も確認する

暑さ対策を長く快適に続けるためには、遮熱効果だけでなくメンテナンス性も確認しておきましょう。オーニングや外付けシェードは、生地の汚れや劣化を定期的に点検することで長持ちしやすくなります。外付けブラインドは、スラット部分にほこりや落ち葉がたまりやすいため、定期的な清掃がおすすめです。また、グリーンカーテンは水やりや剪定など日常的な管理が必要になります。購入前にお手入れの手間も考慮して選ぶことで、快適な状態を維持しやすくなります。

室内温度を下げる外構に関するよくある質問

H3 一番効果が高い外構は?

窓の外側で日射熱を遮る外構は、室内のカーテンやブラインドより高い遮熱効果が期待できます。その中でも、どの商品が最適かは設置場所や目的によって異なります。テラスまで日陰を広げたい場合はオーニング、窓の遮熱を重視する場合は外付けシェード、採光や通風も調整したい場合は外付けブラインドがおすすめです。

H3 オーニングとシェードはどちらがおすすめ?

テラスやウッドデッキにも日陰をつくりたい場合はオーニング、窓まわりの遮熱を重視する場合は外付けシェードがおすすめです。設置場所や使い方に合わせて選ぶことで、より快適な暑さ対策ができます。

H3 後付けでも設置できる?

はい、多くの製品は後付けに対応しています。ただし、設置場所や外壁の状態によって施工方法が異なるため、事前に現地調査を行うことが大切です。外壁に穴を開けずに設置できる商品や施工方法もあります。

まとめ

まとめ|室内温度を下げるなら外構による日射対策がおすすめ

夏の室内が暑くなる大きな原因は、窓から侵入する日射熱です。そのため、室内で遮るよりも窓の外側で日差しを遮る外構を取り入れることで、室温の上昇を抑えやすくなります。オーニングや外付けシェード、外付けブラインド、よしず・たてす、グリーンカーテンなど、それぞれ特徴や費用、メンテナンス性は異なります。設置場所や予算、ライフスタイルに合った暑さ対策を選び、快適で省エネな住まいづくりに役立てましょう。

<strong>たけ</strong>
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